アベノミクス効果によって資産運用を始めようという機運が高まってきています。将来のための資産形成や税金対策を意識した投資を行いたいという人は増えていると考えられます。サラリーマンの場合、残業をして多少収入が増えたとしても、是金が増えますし、また保険料が増えると言うこともあって、自由にできるお金自体はそれほど増えないのが現状です。だからこそ将来に対して節税を意識しなければならないのです。

では、具体的にはどのような方法をとっていくのが良いのでしょうか。基本的なものとしては不動産投資、FX、株式投資、金先物、投資信託などがあります。これらのメリットとデメリットとを把握しておく必要があります。それとともに、損益通算についても把握しておく必要があります。

損益通算とは、ある投資によって生じた損失の金額を、別の投資によって生じた利益から控除できる方法を指します。これができることによって利益を小さくすることができ、それによって節税ができるのです。あらゆるものに対して損益通算ができるわけではありません。どのような投資対象なら損益通算ができるのかを把握しなければなりません。本業と損益通算できるものを選ぶことは必要でしょう。